人生がうまくいかない時、何が起きているか

最近、なぜか人生の転機について話す機会が多かったので、今日はこのテーマで話してみようかなと思います。

人生がうまくいかないのはなぜ?

うまくいかないのは不運ではない

私にとって、人生で一番の転機は もう間違いなく11年前の うつ病 です。あれがなかったらどうなっていたんだろう。自分を見失ったまま生きていたかもしれません。あれのおかげで、本当の自分に気付くことができました。

そのうえで思うのは、人生がうまくいかない時というのは、不運でも何でもないということ。

ただただ、自分から自分への
「 そっちじゃないよ!止まって! 」
「 それ以上そっちにいったらダメだよ 」
「 本当にそれでいいの? 」
「 落ち着いて?一回ゆっくり考えて 」
というメッセージなんだと思う。

だから、逆に言えば「この出来事から 何に気付けといわれているか?」にちゃんと耳を傾けて、きちんと軌道修正することができたら、“上手くいっていないこと” は するすると溶けていくということです。

だって、あなたを苦しめるために起きているんじゃないんだもの。

これはね、私だけじゃなくて、周りの人の話をきいていても思うことです。ひとまず今日は私の人生を題材にお話していこうかなと思います。

私の実体験

自己紹介やルーツを読んでくださった方はご存じかなと思いますが、私は以前 うつ病と 適応障害になりました。一度再発し、その後も何度か あやうい時がありましたが、今では そんな気配を微塵も感じさせないほどに元気です。

なぜ再発したのか?なぜ再発しなくなったのか?私なりに答えがでているのでお話していきますね。

一度目のうつ

一度目のうつは結構重症でした。だけど「休職なんてしたら人生おわる」と考えていたので、お医者さんの制止も振り切って、早々に職場復帰しました。

現実的な対処として 少し休んだから身体は回復したけれど、心や中身はまるで変っていなかったんですね。まだまだ他人の目を気にしていたし、こころの声なんて知らずに、“自分を信じること” を “自分に鞭打つこと” だと勘違いしていました。

二度目のうつ

そんな状態なので、すぐ再発しました。

当時「うつ病は完治することはないから、寛解という」なんて言われていましたが、素直にそれを受け入れて「本当に完治しないんだな、一生この病気とつきあっていかなきゃいけないんだな」なんて思っていました。

でも二度目のうつは一度目とは違いました。大きく根本的に変わって、今の自分の土台となる部分が出来上がったんです。

二度目のうつの違い

二度目のうつは何が違ったかというと、本当にしっかり自分に向き合ったんです。

休んで身体が動くようになってからも「こんな休んでいていいのかな」なんて思いつつ、「職場に行きたくない、働きたくない」という心の声にしっかり向き合ったんです。そのゆっくりした時間のおかげで、たくさんのことに気が付いたんです。

参考までに、二度目のうつでの私の気付きをシェアしますね。

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先輩に育ててもらった手前、この仕事でビッグになる!というのが自分の夢だと言い聞かせていたけれど、真の自分の夢ではないことに気が付いた

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自分のことを “協調性がある人間” だと思っていたけれど、単に 嫌われたり批判されたりするのが怖かっただけだと気付く

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他人から よく思われることを最優先して生きてきたけれど、他人は 私の幸せや 健康の責任なんて とってくれないんだと気付く
むしろ他人の人生の責任って取りようがないんだと気付く
(原因となった人が辞職しようが減給されようが、私の健康も時間も返ってこないよね)

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全員からよく思われようとしていたけれど、それは不可能だし無意味だと気付く。だとしたら一番大事にすべき人って誰なのか?大変な事情をわかってくれることに甘えて、大事にすべき人たちほど 雑に扱っていたことに気付く

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毎日遅くまで仕事、休日は起きたらもう日曜の夜。友達との約束も、自分の用事も 入る隙すらない日々だったけれど、「会社員の私」としての時間ではなく「あつみ」という一人の人間としての時間を確保しようと決めた
(その時間ができたことで旦那さんに出会った

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飲み会は、周囲からよく思われるために必要…と思って参加していたけれど、気分がのらないものは行かないと決めた。他人の愚痴や噂話には、もう参加しないと決めた。

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自分の健康を守ることができるのは、ほかでもない自分だけなんだと気付く。自分を幸せにできるのは、自分だけ。自分を最高に幸せにしようと決意した。

…と、まぁ これだけの気付きがあったわけです。

おもしろいことに、これだけのことに気付いたあと…というか、気付きがひと段落した頃には、目には光がもどり、身体の底から活力が湧き上がってくる感覚があって、なんと「社会でもう一回やってやろうじゃないか」と自然に思えてきたんです。

これには私もびっくりしました。まさか自分が、また働きたいと思える日が来るなんて。本当に心も身体も疲れていたんだなぁ…、そしてようやく、心にも元気がもどってきたんだなぁと思いました。

1回目のうつの時は、現実的な対処によって 身体が少し回復しただけで、心は全然治っていなかったんですね。心の元気と身体の元気って別なんだなぁ、こころのほうを見落としていたなぁと気付く良い機会になりました。

だから、1回目の休職のときは「休んでしまった…、信頼も取り戻さないと」なんてネガティブにしか捉えていませんでしたが、2回目の休職のあとは「本当に休んでよかった」と思いました。それくらい人生の大きな転機でした。

メッセージに気付く

社会に復帰してからは、これらの気付きを きちんと行動にうつしていきました。時には勇気が必要なこともありました。あまり上手くいかなくて「なんで私の人生ってこんな感じなんだろうなぁ」なんて落ち込む日もありました。

でも、そこで もがいた先で「私たちは本当は雄大な存在で、借りもののネガティブを手放していくことで、そこに戻っていくことができる」という、今の私の根幹となる情報に出会うことができたんですよね。

そこからはもう、うつの気配すら感じなくなり、いやな気分は「飲み込まれる怖いもの」ではなく「対処できるもの」になり、うつ病だったことは誰の過去世かな?くらいに人生が楽しくなりました。もう何年も 再発もしていなければ、あれだけの大きな苦難に直面することもなくなりました。

それはたぶん、その必要がなくなったからなんだと思います。

ちゃんと、あの時 うつ病を通して、もうひとりの自分が伝えたかったことに ちゃんと気付いたから。実行できる人になったから。

そして、ちゃんとこころの声をきいて 軌道修正できるようになったから。
だからもう発生しなくなったんだと思います。

2回目のうつは、自分から自分への「んもーー!だからそっちじゃないってば!!!」だったんでしょうね。

前に、集団旅行で一緒になった精神科医の方が、私のうつに まつわる一連の話をきいて「うつは完治しないんじゃなくて、メッセージに気付かず 思考パターンが変わらないから繰り返すだけなのかもしれないね」て言っていたのだけれど、私の場合はまさしくそうだったなと思います。

あの時「うつは一生完治しない」という情報を受け入れなくてよかった。幸せになることを諦めなくてよかった。本当にそう思います。

もちろん、離れるとか辞めるとか、現実的な対処も大事です。まずは自分の心身の安全を確保してください。だけど「それでも解決しないな」「同じパターンを繰り返しているな」って時はきっと、もうひとりの自分が伝えたいことが絶対にある。

だから、もし今、なんでこんなことにって思う状況に陥っていたり、同じパターンをずっと繰り返していたりしたら、自分に問いかけてみてください。

「この出来事が伝えたいことは何?」
「ここから何に気付けと言われている?」
「何に気付く?どう変わる?」

視点が変わって 問いかけが変われば、頭の使い方が変わるから、絶対に「みえるもの」や「気付くこと」が変わっていくんです。

ぜひ、自分の内側に問いかけてみてください。答えがすぐに分からなくても大丈夫。なにか調べるときに、検索ウィンドウに検索ワードを打ち込まないと始まらないように、ひとまず問いを放っておくことが大事なんです。

絶対大丈夫。つらいままで人生が終わるわけがないから。

「自分の内側に問いかける」ってどういうこと?というのをシリーズで紹介しています。よかったら見てみてくださいね。

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